株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2024/01/09 18:59

アンジェス(株):2024/01/09 18:59

コラテジェンの有用性とHGF遺伝子治療の展望 森下竜一氏(大阪大学大学院
医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄附講座教授)に聞く(その5)

ベクター活用でHGF遺伝子治療の難病への可能性を探求

 一方、HGF遺伝子治療の今後の展望については、「研究者としての見解」と断った上で、「製薬会社には、慢性動脈閉塞症の潰瘍だけでなく、病態が類似する糖尿病や褥瘡、自己免疫疾患などの難治性潰瘍に対しても遺伝子治療の応用を推進してほしい」と訴えかける。

標的細胞内でHGFを発現させるプラスミドDNAは、投与部位が筋肉内に限定される。加えて、血管を徐々に再生させて安全性を確保するという点では優れれいるものの、より難治度の高い疾患に対しては「HGF遺伝子の発現量が少ない」という短所もある。

この短所は、HGFをアデノ随伴ウイルスAVベクターに搭載することで、標的部位での多くのHGFの長期間発現が可能になり解決できる。
 ウイルスベクターにHGFを搭載した動物実験では、アルツハイマー脳梗塞後の認知症、および心不全、心筋症といった心臓領域疾患に対する有用性が認められている。

最後に森下氏は、HGF遺伝子治療の展望として、「プラスミドDNAをベースにした薬剤の適応拡大を図るとともに、アルツハイマー脳梗塞心筋梗塞心不全、ALSなど難治性疾患へのウイルスベクターを活用したHGF遺伝子治療の可能性を探っていきたい」と抱負を述べる。