●アンジェス(株):2020/07/07 06:51
■イノビオの新型コロナ予防DNAワクチンが
米政府の「ワープ・スピード作戦」に選定!!
<イノビオのワクチン:良好な第1相暫定データを発表!!>
40人の健康なボランティアが参加した第1相臨床試験の予備的分析で、参加者の94%がワクチンを2回投与後、6週目に全体的な免疫反応を示した。8週目まででワクチンの投薬計画は安全で忍容性が高く、深刻な有害事象はなかったと報告されています。
<イノビオは規制当局の同意を得て、
今夏、米国で第2/3相有効性試験を開始!!>
イノビオのワクチン(INO-4800)は、米国民への安全で効果的なワクチンの大量提供を目指す新たな国家プログラムである米政府の「ワープ・スピード作戦」の対象に選任されています。イノビオはさらに、第1相試験の予備的分析を経て、さらに追加群に高齢の参加者を加え、規制当局の同意を得た上で今夏、第2/3相有効性試験を開始する予定です。
イノビオの社長兼最高経営責任者であるJ・ジョセフ・キム博士は「INOVIOは、この試験を可能にしてくれた全ての試験参加者と研究スタッフに感謝したい。われわれは、良好な暫定的安全性とこれまでの細胞反応と液性免疫反応の初期結果、およびわが社のワクチンが『ワープ・スピード作戦』に参加していることに意を強くしている。またイノビオのワクチン(INO-4800)は、室温で1年以上変質せず、時下のパンデミックとの戦いで集団予防接種を行う際の重要な要素である、輸送中や何年も保管する際の冷凍が不要な唯一の核酸ベースのワクチンで、早急な開発促進を心待ちにしている」と語っています。
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★なお、ワクチンの投与については、普通の注射より、針なしの注射器で投与した方が遺伝子の発現が高くなるので、抗体が出来やすいので、アンジェスの場合は火薬の力で遺伝子を体内に打ち込むダイセルの注射器の活用を検討していますが、イノビオのワクチンの導入にはエレクトロポレーションといって、人の体の表面に電気を通して、遺伝子を入れる方法を取っています。
★アンジェスもイノビオも同じDNAワクチン。共に新型コロナウイルス感染症の収束に向けて頑張ってもらいたいと思います。