●アンジェス(株):2020/07/07 09:41
エメンド社への追加投資完了により
エメンド社はアンジェスの持分法適用関連会社に!!
アンジェスは、米国のエメンド社に対して、今年1月に続き2回目の追加投資(2500万ドル)が完了したとIRで報告。この2回目の投資が完了したことにより、エメンド社はアンジェスの持分法適用関連会社(32%保有)となります。
アンジェスのエメンド社への投資の理由は、高度なゲノム編集技術を活用して、遺伝子医薬のグローバルリーダーとしての橋頭保を築くこと、及びエメンド社が米国ナスダックに上場するということを視野に入れた投資判断があります。
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エメンド社への投資の狙いについては、2月の決算説明会でアンジェスの山田社長が次のように述べています。
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Q:Emendo社への出資額5000万ドルという額は今までにない額ですが、どんな時間軸で成果があがるのか?追加出資の予定はあるのか?を教えていただきたいです。
A:Emendo社の出資に関しては、我々(アンジェス)の身の丈を考えると、大きい投資金額です。時間軸については一概には言えませんが、Emendo社はニューヨークにヘッドクオーター(本社)を持っていまして、然るべきタイミングで米国で上場するということを視野に入れて動いております。(Emendo社が)上場するかどうかは(出資時の)評価の対象には入っていませんが、OMNIという新しいゲノム編集技術を使って従前のゲノム編集技術より優位な形で展開できるかどうかが第一の視点です。ただし、上場することによって私共の投資効果が上がる可能性もございます。
時間軸について、Emendo社がどのタイミングで上場するかはわかりませんが、私どもが事業をする上では、何から始めて、具体的な形で売上を上げるかが大事なポイントだと思っています。ここ2年ぐらいは将来像を描く上で大事な時期・ステージだと考えています。
■山田社長コメント
アンジェスは、これからEmendo社とともに究極の遺伝子治療であるゲノム編集の領域で世界最高の技術を携えて世界中の患者さんの救済に貢献できるように努めて参ります。