●アンジェス(株):2020/05/14 04:21
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【FNNプライムニュース】(その2)
DNAワクチン」開発急ピッチ!!
副作用・製法 従来型との違い
【佐々木キャスター】風間さんは、ここまでいかがですか?
【風間晋解説委員】それがやっぱり、世界の現実なんだなと思いますね。ただ接種する立場からすれば、国産であれ外国産であれ、早くて安全で安くあればいいという考え方もあると思うんです。ただ、僕らはやっぱり国産が一番安心できるじゃないですか。だから頑張ってくださいという感じですね。
期待が大きいと思うが、今、森下教授のチームが開発しているワクチンは、従来のものとは違うという。
「DNAワクチン」と呼ばれるものだが、これはいったい、どういうものなのだろうか。
【森下教授】まずは、今回の新型コロナウイルスの絵を見ていただきたいと思います。これが新型コロナウイルスですが、実は、ウイルスが細胞に入るために重要な『スパイク』という、とげの部分なんです。これが鍵みたいなものでして、細胞の表面にある鍵穴(かぎあな)に結合すると、ウイルスが細胞に入るんです。今回は、この鍵を利用します。結局、鍵の部分の遺伝子をDNAワクチンで打つと、体の中で、とげの部分だけできるんです。そうすると、このとげに対して、抗体ができる。ウイルスと抗体が結合することで、細胞の方に入らない。こういう仕組みです。
【佐々木キャスター】ウイルスが入っていないとげを、あらかじめ体に入れて、抗体を作っておくということなんですか?
【森下教授】そうです。ですから、非常にウイルスそのものを利用するわけじゃないので、安全ですし、簡単にできるというのが、1つ特徴なんですね。
【FNNプライムニュース】(その2)
DNAワクチン」開発急ピッチ!!
副作用・製法 従来型との違い
【佐々木キャスター】風間さんは、ここまでいかがですか?
【風間晋解説委員】それがやっぱり、世界の現実なんだなと思いますね。ただ接種する立場からすれば、国産であれ外国産であれ、早くて安全で安くあればいいという考え方もあると思うんです。ただ、僕らはやっぱり国産が一番安心できるじゃないですか。だから頑張ってくださいという感じですね。
期待が大きいと思うが、今、森下教授のチームが開発しているワクチンは、従来のものとは違うという。
「DNAワクチン」と呼ばれるものだが、これはいったい、どういうものなのだろうか。
【森下教授】まずは、今回の新型コロナウイルスの絵を見ていただきたいと思います。これが新型コロナウイルスですが、実は、ウイルスが細胞に入るために重要な『スパイク』という、とげの部分なんです。これが鍵みたいなものでして、細胞の表面にある鍵穴(かぎあな)に結合すると、ウイルスが細胞に入るんです。今回は、この鍵を利用します。結局、鍵の部分の遺伝子をDNAワクチンで打つと、体の中で、とげの部分だけできるんです。そうすると、このとげに対して、抗体ができる。ウイルスと抗体が結合することで、細胞の方に入らない。こういう仕組みです。
【佐々木キャスター】ウイルスが入っていないとげを、あらかじめ体に入れて、抗体を作っておくということなんですか?
【森下教授】そうです。ですから、非常にウイルスそのものを利用するわけじゃないので、安全ですし、簡単にできるというのが、1つ特徴なんですね。