株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2024/06/23 09:49

アンジェス(株):2024/06/23 09:49

アンジェスクリニカルリサーチラボラトリー(ACRL)は、旧衛生検査所の時期を含めると、本年6月で創設から3年2ヶ月となりますが、2022年度は受託件数が約1万件でしたが、2023年には2万件に増加しています。

その結果、ACRLでの検査手数料については今年2月9日に発表された2023年12月期決算短信には、「前年同期に比べ受託数が順調に増加していることから手数料収入として1億15百万円(同60百万円の増加)を計上した」ことが報告されています。

更に、5月10日に発表された2024年12月期第1四半期決算短信では、2024年1月から3月までに期間に「ACRLにおいては、前年同期に比べ受託数が順調に増加していることから、手数料収入として35百万円(同18百万円の増加)を計上いたしました」と報告されています。

こうしたACRLにおける受託件数の増加の背景については、スクリーニング検査に加え、当事業年度内に開始予定の遺伝学的検査、バイオマーカー検査などの受託に向けた準備も進めており、新たな自治体からの受託に向けた交渉が継続していることがあげられます。

加えてACRLでは現在、拡大新生児スクリーニングにおいて陽性となった受検者のうち、偽陽性の受検者を選別するための二次スクリーニング検査方法を開発しており、その成果を2024年2月に米国サンディエゴで開催されたライソゾーム学会で発表しているように、検査方法の研究開発も進めています。

この取り組みについては、検査事業部の責任者である大越氏が株主総会後の会社説明会で、次のように語っています。

「拡大スクリーニング検査対象の一つであるムコ多糖症に関して、スクリーニングの陽性者の圧倒的多数が、偽陽性者、つまり、本当の病気でない方が、本当の病気の方と同じく精密検査とか、遺伝子検査とかを受けることになって、いま大きな負担が発生しています。それらを解消するために、スクリーニングで使用している濾紙血を使いまして、二次スクリーニングの方法を開発しまして、それを国際学会の方で発表してまいりました」と。

こうしたACRLの取り組みは、徐々にではあれ、ACRLの評価が高まっていくのではないかと思います。