●アンジェス(株)：2024/04/20 08:33

＜エメンドバイオ社CEOの佐藤尚哉氏の話＞（その２）

それを可能とするのが、エメンドバイオ社が独自に開発したOMNIヌクレアーゼと言うのがあります。それでOMNIヌクレアーゼを効率よく見つけ、効率的に選別することを、OMNIプラットホームと言っていますが、これまではOMNIヌクレアーゼのたくさんの試作品を造って、実験を何回も繰り返して高性能なものを選別していくという課題がございました。

この過程には、人も時間もお金が掛かりましたが、それをやったからこそ、非常にたくさんのデータが蓄積することができました。そのデータに基づき、コンピュータで解析を加えることによって、全試作品の実験をしなくとも性能を予測できる、その予測性能が格段に向上したという状況がございまして、今では効率的にOMNIヌクレアーゼを選別できるという体制に変ってきました。

◆その後、エメンドバイオ社CEOの佐藤尚哉氏が、イスラエルから、本日の会社説明会に出席して戴いたエメンド社のOMNIヌクレアーゼの生産開発の責任者であるRoy Sirkis（ロイ・サーキス）氏と、コンピューター解析の責任者をしているIdit Buch（イディット・ブッフ）さんの二人から、自己紹介を含めて、どのようなマインドで研究開発に取り組んでいるのか話がありました。