株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2024/04/06 09:19

アンジェス(株):2024/04/06 09:19

アンジェスは子会社のエメンド社とスウェーデンのアノッカ社がゲノム編集のためのOMNIヌクレアーゼ(OMNI-A4)の非独占的使用権について、ライセンス契約を締結したことを3月14日にIR情報で発表しています。

契約の概要ですが、アノッカ社は、固形がんにおける細胞の増殖にかかわるKRASタンパク質の変異を標的とした TCR-T 細胞療法の開発を進めていますが、それに対してエメンド社はゲノム編集における課題である「オフターゲット効果」を回避できる独自のOMNI-A4ヌクレアーゼの非独占的使用権をアノッカ社に供与すると言うものです。

なお、今回のライセンス契約についてアノッカ社はニュースリリースで、同社CEO兼共同設立者であるレーガンジャービス氏の談話、及びライセンス契約の意義を次のように発表しています。

「エメンド社のヌクレアーゼを当社の製造プロセスに統合することは、最高品質の細胞治療製品を生み出すというアノッカ社の目標を後押しするものです。この次世代遺伝子編集システムは、高精度な製造プロセスで、増え続けるTCR-T製品ライブラリの生産をスケールアウトするために必要な精度と効率を提供します。治療が困難な固形がんにおけるKRASドライバー変異を標的とする初の臨床プログラムの準備を進める中で、エメンド社と協力して遺伝子編集TCR-T細胞療法を開発できることをうれしく思います」と。

アノッカ社は最近、スウェーデンの規制当局から、北欧で最大規模の細胞治療製造施設の製造管理および品質管理の基準(GMP)の適合証明と製造ライセンスを取得しました。エメンド社の技術は、アノッカ社の製造能力を強化し、治療困難な癌の根本的な遺伝的要因を標的とした個別化治療を、より多くの患者に迅速に提供するという野心的な目標に向けた基盤を提供します。ライセンス供与された遺伝子編集技術は、エメンド社の細胞治療用に開発された高活性で特異的な独自のヌクレアーゼのポートフォリオの一部です。

アノッカ社とエメンド社のイノベーションと科学的卓越性へのコミットメントは、T細胞治療における有望な未来の舞台となります。この合意は、バイオテクノロジー分野での協力の重要性を強調するだけでなく、世界の医療成果の向上に対する両社の献身を強化するものです。