●アンジェス(株):2025/01/04 17:40
「Ⅰ」さんが投稿番号156で、櫻井氏と山田社長の対談セミナーに関して
「コラテジェンの、適用拡大としての、心臓疾患・外科関係での
フエーズ1にも、着手の動きが、語られていますね。
この件について、何方か? 山田社長・発言の正確な言葉をお知らせ頂けないでしょうか。」
とコメントしていたので、その対談箇所を紹介しておきます。
【櫻井氏】10年ほど前ですが昔、最初に山田社長にお会いしたときにコラテジェンは心臓の狭心症とか脳疾患に効きませんかと質問した記憶があるのですが。
【山田社長】覚えております。
【櫻井氏】その時、だいぶ先にはあるかもしれないね、とおっしゃっていましたけれども、10年以上前の話ですが、今はそういう流れになってきたと言ことでよろしいのでしょうか。
【山田社長】実は、10年前にお会いした時に、すでに心臓疾患の適応を考えておりまして、動物実験の豚での試験も終了しておりまして、それでアメリカでフェーズ1スタディーを始めたところでした。心臓の場合はカテーテルが必要なのです。心臓にこの薬をやるのに手術をするわけにはいきませんので、血管からカテーテルを入れて心臓に内側から注射をするわけなのですが、この医療機器を持っていたのが
ジョンソン・エンド・ジョンソンとボストンサイエンティフィックという2社が持っていたのです。
それで、動物試験はジョンソン・エンド・ジョンソンの医療機器を使ってアメリカでチャレンジしようと思っていたらジョンソン・エンド・ジョンソンが、それについてはもう少し考慮したいということで、ボストンサイエンティフィックに換えたのです。
ボストンサイエンティフィックの医療機器を使って、約8例から9例の安全性試験をやりました。で、安全性上まったく問題がないところまで結果を出しましたが、その後、フェーズ1スタディーに入ろうと思ったのですが、ボストンサイエンティフィックも、この医療機器については、まだ改善の余地があるので、もう少し時間をくれないかということで、一応、アメリカの臨床試験は、そこで留まっているところです。
◆「Ⅰ」さんが言っていた、アンジェスの山田社長の発言は、以上のような内容になっています。