株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/12/22 11:07

アンジェス(株):2023/12/22 11:07

「A」氏のコメント。

「米国コラテジェンは下肢切断リスクの低い患者が対象。
つまり軽症者向けとの事ですが、
軽症者向けなら、既存の実績のある治療薬でOKなのでは?
コラテの出番はないと思います。
なにせ痛め止め(疼痛緩和)にすらならない薬に出番なし。
是非とも、sugさんのご意見を伺いたいです。」と。

今年5月31日にコラテジェンの本承認申請を厚生労働省に行っていますが
その対象はFontaine分類のⅣ度にあたる重症下肢虚血症やバージャー病を
対象にしたものです。

5月に行った条件解除を求める本承認の申請にあたっては、120症例の詳しい
治療経過は発表されていませんが申請の根拠としては、従前申請の治験結果
の再現性が確認できたからとされています。
当然、申請にあたっては申請要件を満たす詳細なデータを添付しての提出と
なりますが、承認の可否を決定するのは医薬品医療機器総合機構(PMDA)が
選任する審議委員の皆さんになります。

また、国内で取り組まれてきたFontaine分類のⅢにあたる安静時疼痛の
適応拡大については、プラセボ群に対して有意差を見出すことはできなかった
として、昨年9月に開発を取りやめにしています。

米国における取り組みですが、対象となる患者は2019年6月に打ち出された
グローバル治療指針に基づいて、包括的高度慢性下肢虚血の初期段階から
適切な治療マネージメントを提供する方針から、下肢切断リスクの低い患者を
対象に臨床試験が進められてきました。
つまり、Fontaine(フォンテイン)分類のⅠ度及びⅡ度の対象者となっています。
このステージⅠ~Ⅱ度の患者の治療はガイドラインでも、初期段階から適切な
治療マネージメントを提供することで患者の生活の質(QOL)の向上につながる
として推奨されているものです。

現在、米国における後期第2相臨床試験は2022年12月に60症例の投与が完了し
今は、経過観察中ですが、治験結果については2024年の5月には報告できる
のではと言われています。