株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/11/22 14:24

アンジェス(株):2023/11/22 14:24

「A」氏が
「仮に基金管理団体による実地監査後に同額が返還すべきものと確定した場合は、18億48762472円が、計上している前受金から厚生労働省に返還されるものと
思います」と私が投稿したことに

「ぇええ??
前受金というのは「負債」の勘定科目です。
負債でどうやって、支払う事が出来るのですか????????
意味不明なんですけどwwwwwwwww大爆笑wwwwwww🤣」

と、コメントしていますので、私の考えを申し上げます。

前受金とは勘定科目の一つで、商品の売買などを行った際に代金としてその一部または全部を事前に取った場合に使用します。実際にはまだ売上となるサービスなどを提供していない状態で、お客様がそのサービス提供が行われることを見越して事前にお金を支払う際に前受金を使用します。

アンジェスが新型コロナワクチン開発に関連し、厚生労働省日本医療研究開発機構(AMED)から、補助金助成金が支給されています。具体的にはAMEDからはコロナワクチンの研究開発費として一次応募分として20億円、そして二次応募分は金額が明らかにされていませんが助成金を受け取っています。
また、厚生労働省からの補助金としては「ワクチン生産体制等緊急整備事業」の一次応募に採択されたことから、93億8030万円の補助金が支給されています。

では、それらの助成金補助金が、なぜ負債の部の前受金に計上されているかですが、それらは日本医療研究開発機構(AMED)の監査や、厚生労働省の事業評価委員会の評価を受けて基金管理団体が実地監査を行い、適正なものとして監査結果が出た段階で、助成金及び補助金収入に計上できる仕組みになっているからです。逆に言うと、監査結果によっては返還すべきものなので、前受金に計上されているのです。

つまり、監査結果が出るまでは預かり金のような性格なので、他に流用することは出来ないし、監査結果で返還が求められた場合は返還しなければならないのです。