●アンジェス(株):2023/09/28 13:08
「s」氏は投稿番号84のコメントの中で
「助成金はまだ返還の可能性が残ってるので早く返せ詐欺師」と
コメントしています。
補助金・助成金については9月14日の広報ブログで、「営業外収益(補助金収入)計上について分かりやすく教えてください」という要望に応えて次のように回答しています。
まず、8月9日に発表された「2023年12月期第2四半期決算短信」では、前受金に64億155万4000円が計上されていますが、そのうち6億3755万円は提携先から研究開発費の協力金を受領したことによる増加と報告されているので、ワクチン関連の補助金及び助成金の計上額は57億6400万4000円となっています。
そのうち8月24日に、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)から使用実績の監査を受けて、28億1500万円は適正なものであると報告を受けたので、その分を営業外収益に振り替えているので、ワクチン関連の補助金及び助成金の残額は29億4900万4000円となります。
そこで、前受金に残っている29億4900万4000円の今後の取り扱いですが、広報ブログの図表による説明によると、未監査分は引き続き前受金に繰越されています。
その取扱いについては、広報ブログでの説明では、コロナワクチン開発に関する助成金(前受金に計上済み)のうち、 厚生労働省の「ワクチン生産体制等緊急整備事業」として受領した助成金は監査未了ですが、 監査の結果適正と認められた時点で補助金収入として計上する予定ですと報告されています。
「s」氏は「助成金はまだ返還の可能性が残ってるので早く返せ詐欺師」と
コメントしていますが、前受金に繰越されている29億4900万4000円については
現在のところ日本医療研究開発機構(AMED)による監査が未了となっているので
その使用実績が適正に監査が終了した時点で、適正なものとして報告されたものについては営業外収益として振り返るし、また、適正な支出とは言えないとAMEDで
判断し、報告があれば返還に応ずることになっているので、「詐欺師」呼ばわりには根拠がないと思います。