●アンジェス(株):2023/08/02 11:24
「R」氏のコメント。
「エメンドの2024年中の治験開始は無いと思いますね
根拠は今回の増資の時のIR
エメンドへの支出予定は2年間で46億円
研究者が100人で給与が年間2千万円とすると人件費だけで年間20億円かかります
治験費用は全く計上されていません
予算計上していないということは 治験をするつもりはないということです
研究者が100人で給与が年間2千万円とすると人件費だけで年間20億円かかります
治験費用は全く計上されていません
予算計上していないということは 治験をするつもりはないということです」と。
人員のことは、分かりましたので、貴方のコメント内容について、
検討してみたいと思います。
まず、エメンド社の研究員はイスラエル在住の方が多いのですが、年齢層は
アンジェスと違って、かなり若手の研究者の方が多いと思います。
確かに、博士号を持っている方が多いのですが、それでも年間給与額を
2000万円とされていますが、それらはどのような調査に基づいて積算された
のでしょうか。
また、エメンド社の2023年1月~2024年12月までの運営費の予算計上は
45億9900万となっています。しかし、この金額は固定的なものではなく
現在のところ、未充当では39億3700万円が充当予定となっています。
その、お金の捻出はどうするのかですが、第43回新株予約権の発行以降、
2024年に再度、第44回新株予約権の発行によって資金調達をすることも考えられます。つまり、アンジェスが考えているエメンド社の2年間の予算額は
45億9900万+39億3700万円(未充当額)=85億3600万円を想定しているのです。この資金の調達ができるかどうかは、アンジェスの力量となると思います。
次に考えられるのは、臨床試験入りを睨んで、エメンド社自身が、複数の
前臨床段階の開発候補品について、数社と具体的な交渉を進めていると
山田社長が語っていますが、それらを2023年中か、あるいは遅くとも2024年の
第一四半期までにまとめ上げていく取り組みが必要だと思います。
そうすれば、2年間の予算額は45億9900万と固定的に考えなくとも良いのでは
ないかと思います。