株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/06/23 10:59

アンジェス(株):2023/06/23 10:59

「A」氏のコメント。

「sugさん、真面目な話しをします。
コラテジェンやエメンドでは株価の上昇は限定的で難しいと思います。
一般人では理解するのが難しい。
なにせ需要がすくない。

例えば、高血圧ワクチンや認知症ワクチン療法なら、需要があるので
多くの人が注目すると思います」と。

コラテジェンの収益見通しについては、薬価を決めた2019年8月28日の
中央社会保険医療協議会の資料によると、ピーク時に予想される年間の
投与患者数は992人、売上高は12億円となっています。
ですので、コラテジェンが本承認を取得したとしても、国内販売によって
黒字化の見通しが立つのかと言えば、黒字化の達成は率直に言って困難で
あることは事実です。

であればコラテジェンの開発は、収益の観点から見たときに意味があるのか
という疑問ですが、販売については国内だけではなく、米国やイスラエル
取り組みを進めています。

アンジェスが2023年3月に発表した「事業計画及び成長可能性に関する
事項の開示」の資料によると、米国のFoster Rosenblatt調査資料では、
コラテジェンの治療対象者である米国での閉塞性動脈硬化症は780万人と
なっていて、そのうち米国で実施している後期第2相臨床試験の対象者は
下肢切断リスクの低いステージ1~2の患者を対象にしたものですが
その患者数については778万人のうち、約60%を占めると言われているので
対象患者は非常に多くの人がいることになります。

山田社長も昨年10月、東洋経済の記者からインタビューを受けていますが、
アンジェスの黒字化策を聞かれたときに、「コラテジェンが国内で本承認が
取れても、今の赤字を埋める収益を上げるのは難しい」と語っています。
けれども「アンジェスの生命線はアメリカのコラテジェンだ。アメリカで
承認を取れば大型の医薬品になる可能性は十分ある」と語っているので
期待しているところです。