株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/11/23 06:01

アンジェス(株):2022/11/23 06:01

昨日、「T」さんが、毎日新聞の記事を紹介していたので、資料保存するために
電子版から転載しましたので紹介します。

毎日新聞】11/22配信

国が補助金を投じた新型コロナウイルスワクチン開発で、「大阪ワクチン」として期待を集めた製薬ベンチャーアンジェス」が従来株ワクチンの開発中止を表明した。他の国産メーカーも開発を続けているが、海外製が世界的シェアを占める中、国産を目指す意義とは。ワクチン開発に詳しい石井健・東京大教授(免疫学)に聞いた。
                          【聞き手・菅沼舞】

そこが聞きたい、国産ワクチン開発(その1)
        
――外国産のワクチンが実用化されている中、国産ワクチンを作る必要性は何でしょう。

【石井教授】二つの理由がある。一つは現在、無料でワクチンが接種されているが、これは海外メーカーから高い値段で購入している。国民全員分の必要量を買っており、膨大な貿易赤字に結びついている。国産化で雇用が生まれ、日本に住む人が払うお金が日本に還元される状況が最も健全な姿だ。もう一つは、ワクチンは公衆衛生上、非常に重要な戦略物資であることがはっきりとしたため、外国製品に頼るのはリスクになる。国民の健康を守る上でワクチンが自分たちの国の中で作られて供給されるという循環がないことについてリスクと考えるかどうか。次のパンデミック(世界的大流行)の時に再びワクチンがなく、英米がワクチンを供給してくれないという可能性もゼロではない。

――ワクチンは作ってもお金にならないという意見もある。

【石井教授】全国規模の定期接種は接種者が多いから採算が合うが、任意接種のワクチンは開発費用に対し収益が少ない。接種が毎年必要なワクチンは良いワクチンとはいえないが、毎年売れないと採算が取れないというジレンマがある。その影響でワクチン全般に対し、産業として成り立たないという認識があり、これまで開発の機運が高まらなかった。