株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2022/04/11 05:12

アンジェス(株):2022/04/11 05:12

◆コラテジェンが開く医療の未来(その3)

室原教授も「慢性動脈閉塞症やバージャー病が重症化した場合、これまでは外科手術が最後の手段だった。コラテジェンにより、そこに選択肢が生まれ、患者の希望にもなる」と評価する。「コラテジェンのように、毛細血管レベルでの血管再生を人為的に促進させる『血管再生療法』は、従来の治療法では救肢が不可能な症例に対する新しい治療として世界中から期待されている」と言う。
コラテジェンは1カ月の間隔を空けて2回、それぞれ8カ所の注射を行い治療する。効果が十分でなければ、合計3回まで投与可能だ。

一般的に重症PDA患者の1年後の足の切断率は、約30%とも言われる。一方、コラテジェン投与後の下肢切断率は1年後5.4%、3年後9.2%と低い結果が得られている」と森下氏は自信をのぞかせる。
さらにより扱いやすいプラスミドDNAを使った筋肉注射のため、体への負担が少なく外来対応も可能である点や、バイパス手術や血管内治療に比べてコストが安い点もメリットだという。

現在はまだ、使用環境が限定されるなど条件付きでの承認という段階にあるコラテジェン。だが治験の結果を受けて、今後正式承認されれば、重症PAD患者に留まらない、新たな用途での活用にも注目が集まる。
コラテジェンを使うことで、高齢者や透析患者のような侵襲をかけにくい患者の生活の質(QOL)にも大きく貢献できるはず」で「虚血性心疾患やリンパ浮腫など、他の病気でも『血管再生療法』の可能性が広がる」と。(室原氏)

様々な可能性を秘めたコラテジェン、そして「血管再生療法」。これまでは諦めるしかなかった生命と未来を救い得る、新たなアプローチに期待が高まる。

                            安藤智彦:記