●アンジェス記事ストック:2022/01/19 17:15
【日本経済新聞】1/19朝刊
「ステークホルダー資本主義」
ブラックロックが推進組織.....企業価値への影響分析
【ニューヨーク=宮本岳則】米大手運用会社ブラックロックは、株主のみならず、顧客や従業員、地域社会など全ての利害関係者と向き合う「ステークホルダー資本主義」の推進に向けて、専門の研究組織を設立する。ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)が日本時間18日、投資先企業に宛てた手紙で明かした。長期的な企業価値に与える影響を分析し、知見を広く共有するという。
研究組織は「ステークホルダー資本主義センター」と名付けた。ブラックロックは投資先企業との対話を年間3600件ほど実施している。自社の経験や外部の経営者・研究者の意見を踏まえ、企業とステークホルダーの対話が果たす役割、長期的な企業価値との関係性などを考察する。同センターの研究成果が今後、ブラックロックの議決権行使指針に影響を及ぼす可能性がある。
ブラックロックは世界最大の資産運用会社で、運用資産総額は10兆ドル(約1150兆円)を超える。株主総会シーズンには、ブラックロックの議決権行使に注目が集まる。フィンク氏は毎年、日本の投資先約550社を含む世界の上場会社トップに手紙を送り、同社の考え方を伝えている。今年の主題は「資本主義の力」。優秀な人材の確保に向けて従業員との長期的な関係構築などを求めた。
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◆「a」さん、ブラックロックによるアンジェスの
株保有状況の報告、いつもありがとうございます。