●アンジェス(株):2022/01/09 20:41
国内感染増加ペースが加速.....まん延防止3県に適用
政府は9日から沖縄、山口、広島の3県に緊急事態宣言に準じる
「まん延防止等重点措置」を適用した。
新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染対策を強化する。
期間は31日までで、各県の知事は飲食店に時短営業や酒類の
提供停止などを求める。
<国内感染8400人、東京1200人>
新型コロナウイルスの新規感染者は8日、全国で8480人だった。
8000人を超えるのは2021年9月11日以来だ。東京都は1224人で直近1週間の
新規感染者は前の週の8倍強となった。
都内の重症者数は4人で前日から1人増えた。大阪府は891人だった。
まん延防止の対象の沖縄県は全国で最も多い1759人で、3日連続で過去最多を
更新した。広島県も最多の547人に達した。各地で増加ペースが加速している。
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◆オミクロン株に対応するブースター接種用ワクチンは、現在のところ
海外ワクチンの入荷で対応できるが、世界の感染状況との関係で、今後も
順調に入荷できるかは不確定と言えます。
折しも、1月17日より開催される国会には、昨年来、医薬品医療機器制度部会で
協議を重ねてきた「緊急時の薬事承認の在り方に関するとりまとめ」を基礎に
法案が策定され、国会で審議されることになります。
この「緊急時の薬事承認」の必要性については、12月22日に確認された
「薬事承認の在り方」に関する資料のなかでも、
『この「とりまとめ」は、今冬以降に懸念される新たなコロナウイルス
変異株等や、中長期的な新たな感染症への備えとして、これまで計3回に
わたって議論を行った緊急時の薬事承認の在り方について、特に法整備等が
必要と考えられる事項を中心にとりまとめたものである』とされているので
国会では与野党の垣根を越えて審議が進み、法案が早期に可決されるのでは
ないかと思います。