●アンジェス(株):2021/08/03 06:58
【日本経済新聞】8/2付け夕刊抜粋
米新規感染1カ月で6倍、2月以来7万人、デルタ型拡大!!
【ニューヨーク=後藤達也】米国で新型コロナウイルスの新規感染者(7日移動平均)が7万人を超え、2月以来の多さとなっている。インド型(デルタ型)の拡大で、1カ月で6倍強に急増した。ワクチン接種開始前と比べ、重症者は少ないが、接種後に感染するケースもある。政府・自治体や企業はマスク着用などを働きかけ、警戒を強めている。
アワー・ワールド・イン・データによると米国の新規感染者(7日移動平均)は7月30日、31日と2日連続で7万人の大台を超えた。30日は単日で19万4608人と1月16日以来の多さだ。2020年とワクチン接種状況や重症化比率が異なるものの、感染の伸びで比べれば20年3~4月や6~7月、10~11月などと並ぶ勢い。
州ごとにみると人口あたりの感染者は濃淡もある。ルイジアナ州など南部は感染拡大が顕著だ。米疾病対策センター(CDC)によると、フロリダ州は1日当たりの新規感染者数が2万1000人を超え、過去最多を更新した。ワクチン接種者が少ない地域ほど感染者や重症化の比率が高まる傾向もある。ただ感染は全米で増えている。
デルタ型の感染力は水痘(みずぼうそう)と同程度とみられており、7月の米国の感染の9割程度を占めるとの試算もある。今春以降の経済再開で都市部や観光地の人出は急増し、感染が広がりやすくなった可能性がある。
CDCは4月、ワクチン接種を完了した人は屋外でマスクをつけなくてもよいという指針を出したが、7月に接種者もマスクをつけるべきだと方針を転換した。
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◆アンジェスが2021年春の実用化を目指した第1世代ワクチンは、ファイザー社やモデルナ社のワクチン接種が進んでいることもあり、海外ワクチンに席を譲る姿になっています。チームアンジェスが目指すべき今後のワクチンは、日本でもデルタ株による感染が拡大しているので、長期保存が可能であるDNAワクチンの特質を生かし、有効性を高める無針デバイスを活用したワクチン投与やペプチド併用DNAワクチンの第2世代ワクチン開発に本格的に舵を切るべきだと思います。