株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2020/09/10 04:52

アンジェス(株):2020/09/10 04:52

日本経済新聞9/10朝刊】(抜粋)
ワクチン治験:英社が治験中断!!
       安全性重視、拙速に警鐘 !!

急ピッチで開発が進む新型コロナウイルスのワクチンに対し、安全性への懸念が浮上している。英アストラゼネカは8日、最終段階の臨床試験を一時中断したと明らかにした。

アストラゼネカのワクチンは有望な候補の一つとみられており、米トランプ政権は開発を支援、早期承認への期待を示していた。同社は日本や英国、ブラジル、南アフリカなどでも治験を進めていた。参加者の1人に深刻な副作用が疑われたため、新たな投与を全世界で中断した。原因究明に時間がかかる見通しで、再開時期は不透明だ。

日本政府はアストラゼネカから、1億2000万回分の供給を受けることで合意した。供給は2021年初めに始まり、まず3千万回分を同年3月までに確保する計画だった。菅義偉官房長官は9日の記者会見で「厚生労働省が確認したところ、日本国内を含めた投与を一時的に中断するとの説明だった」と述べた。厚労省の担当者は「現時点で将来的な影響は見通せない」と話す。

このワクチンは「ウイルスベクター」と呼ばれる新しいタイプで、米ジョンソン・エンド・ジョンソンや中国の康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)などが開発中で、8月にロシアが承認したワクチンも同じタイプだ。

新型コロナについては各国政府の意向を受け、1年以内で承認に持ち込もうとする動きが活発だ。
ロシアのワクチンは第3相を省略。1、2相についてもデータ処理などに問題があり、安全性確認が不十分とみる専門家がいる。先行するアストラゼネカや米モデルナなどは治験を順に進めているが、それぞれ段階の期間は1~3カ月と短い。

主要な開発企業はここへきて慎重な姿勢を打ち出した。
ファイザーや仏サノフィ、アストラゼネカなど9社は8日、共同声明を発表した。安全性を最優先し、最終的な治験で安全と効果が確かめられた場合にだけ承認を申請するという。早期承認を望む政府の動きに対し、けん制する形だ。

「安全性や効果に疑問があると、優れたワクチンでも接種を拒否する人が増える可能性がある」と東京大学の石井健教授は指摘する。「反ワクチン」の動きが世界に広がれば、新型コロナの終息は大きく遅れかねない。