●アンジェス(株):2019/12/30 06:48
遺伝子医薬のグローバルリーダーに向けて
前進するための橋頭保を築くアンジェス‼
今日が大納会。
アンジェスが来年の1月と6月の2回に分けて行うエメンド社への5000万ドル、1ドル109円で円換算すると54.5億円を投資・提携する意味は単にエメンド社の株32%を取得し、筆頭株主としてエメンド社を持分法適応関連会社化することによって得られる将来的な経済的利益に留まらないのは言うまでもありません。
それは遺伝子医学の最前線に位置しているエメンド社との提携によって、アンジェス自身が遺伝子医薬の三つの製法、つまりプラスミド、ウイルスベクター、ゲノム編集を全て手中に収めることによって、遺伝子医薬のグローバルリーダーの位置に立つことが出来る橋頭保を築くことが出来たのです。
今回の思い切ったエメンド社への投資・提携を逡巡し、見送っていたならば、国内において初の遺伝子医薬に成功した会社として名を馳せたとしても、遺伝子医薬のグローバルリーダーの位置に立つことは出来ないと思います。
アンジェス経営陣はベンチャーである特質を生かし、文字通り乾坤一擲の戦略的決断をしたのです。この決断を他のホルダーの方々と一緒に支援していきたいと思います。来年こそはアンジェスの飛躍の年であることを、そして皆さんにとって良き年となることを祈願致します。