●アンジェス(株):2024/02/16 12:28
「ま。」さんのコメント。
「> 結果が出ていないものを、収益予定に計上することはしないと思います。
「結果」どころか「申請」すらしてないのに、事業収益を予想してましたよ😱
《参考》22.12月期 決算短信(23.2.10 IR)
2023年12月期の連結業績見通しにつきましては、「コラテジェン®」の販売及び希少遺伝性疾患のオプショナル
スクリーニング検査の手数料収入により、事業収益は1億90百万円(当連結会計年度比183.3%増)と予想しております。」と。
このコメントは、私が「A」氏宛に
「アンジェスは、コラテジェンについて本承認の申請をしていますが
まだ、申請の結果が出ていないのです。
結果が出ていないものを、収益予定に計上することはしないと思います。」と
返事をしたことへの意見だと思いますので、お答えいたします。
コラテジェンは2019年9月に薬価収載をしているので、販売については同年9月10日から、田辺三菱製薬を通して国内販売を行っています。しかし、この販売はご存じのように、条件及び期限付き承認の下での販売なので、コラテジェンを使用する症例全例で製造販売後承認条件評価を行うことが条件となっていました。
その後、確か2021年の12月頃だと思いますが製造販売後承認条件評価を行うための120症例の患者登録が完了し、以降は経過観察に入る時期に製造販売後承認条件評価から一般使用成績調査による販売で良いとの指示が医薬品医療機器総合機構(PMDA)から出され、以降はそれに基づいて販売してきたわけです。
この販売は、本承認申請を行った2023年5月31日以降も継続されているわけです。
ですので、2023年2月10日に報告された2022年度決算短信による2023年12月期の業績見通しで行っているのは条件及び期限付き承認のもとにおける一般使用成績調査を行った上での販売見通しだと思います。
2024年12月期の連結業績見通しは、コラテジェンが2024年前半に本承認申請の結果が出ると予想されているので、その結果を待つということから、コラテジェンの販売収益見通しを省いて、「ゾキンヴィの売り上げと、ACRLの手数料収入を見込んだものと思います」というのが、私の考えです。