株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2024/01/04 10:24

アンジェス(株):2024/01/04 10:24

明けましておめでとうございます。今日は2024年の大発会の日です。

昨年5月に販売承認申請をしているプロジェリア症候群といった致死性の高い遺伝的早老症の治療薬であるゾキンヴィの承認の件ですが、昨年12月20日に薬事・食品衛生審議会薬事分科会が開催されています。これは12月8日に開催された薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会で審議された報告内容を承認するか否かを判断するための分科会ですが、ここで承認された場合は、その後、厚生労働大臣の認可を経て厚生労働省からの国内販売承認を取得することになります。

アンジェスからは昨年、ゾキンヴィに関する報告がなかったので、おそらくは厚生労働大臣による認可の裁断が下りた正式承認の連絡を待って、報告されるのではないかと思います。

次に2023年5月31日に厚生労働省に申請している、HGF遺伝子治療用製品コラテジェンに関してですが、条件および期限付き承認を得たのは2019年3月なので、2024年3月には期限とされている5年目を迎えるので、その時期までには本承認申請の結果が発表されるのではないかと思います。アンジェスの創設はコラテジェンの開発と共に始まったとも言える主力の製品ですが、条件解除の本承認を取得した場合は、通常販売となる国内初の遺伝子治療用製品となります。

最後に、イスラエルのテクノロジーニュースサイトの「CTech」や、イスラエルのハーレツ・グループが発行する日刊ビジネス新聞TheMarkerで報道された「買収から3年後、日本の製薬会社アンジェスはレホボトの遺伝子編集会社エメンド・バイオを閉鎖する」と情報については、アンジェスの今後の企業戦略の根幹にかかわる内容を持つものです。ですので、イスラエルにあるエメンド社の研究施設の閉鎖・従業員解雇に至る理由と、今後のエメンド社の事業運営をどのように考えているのかについて、株主の皆さんが注目をしているので出来るだけ早くアンジェスから、きちんと報告をして戴きたいと思います。

また、エメンド社が創立以来研究を積み上げてきたゲノム編集に関わる研究成果については、安全の確保を含めて適切な保全・保管を親会社の責任として取り組まれるよう要請しておきたいと思います。