株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2023/12/04 15:37

アンジェス(株):2023/12/04 15:37

「元」さんのコメント。

「あくまでも私見ですが
ゾキンヴィは
本来の事業用として
ではなく、
カモ釣り目的の
ワラント用のネタ材料では
ないかと思っております」と。

ゾキンヴィについて、米国のアイガー社と日本における
販売契約を結んだのは2022年5月のことです。

それ以降、日本でもゾキンヴィが使用できるように
取り組んできたのですが、今年3月に厚生労働省から
希少疾病医薬品(オーファン・ドラッグ)の指定を受ける
ことができたので、5月12日に国内販売の承認申請を
提出したのです。

ゾキンヴィは、プロジェリア症候群といった大変希少な
致死性の遺伝的早老症の治療薬で、難病センターの報告では
日本で10名程度の患者数と言われています。

このゾキンヴィについて国内での販売承認が行われていないと
日本で生まれた全ての新生児に対して公費負担で行われている
新生児マススクリーニング検査や、有償のオプショナル
スクリーニングの検査対象から外れることになるのです。

つまり、マスマススクリーニング検査であれ、有償のオプショナル
スクリーニングであれ、検査の対象となるのは治療法があることが
前提になっているからです。

本来であれば、収益力のある製薬会社などが、こうした難病の
希少疾患治療薬の販売に手掛けていただければありがたいのですが
正直に言えば収益との関係から、そうした取り組みが進んでいない
現状があります。

もちろんアンジェスのような赤字事業では、なおのことですが
ただアンジェスの場合は2021年4月開設した衛生検査所が、現在では
アンジェスクリニカルリサーチラボラトリーと名称を替え、有償の
オプショナルスクリーニングの検査業務を行ってきたので
ゾキンヴィという治療薬が国内承認されれば、検査対象にすることが
でき、結果としては早期に発見でき、治療もできるとということで
アンジェスが決断して取り組んだものと思います。

ですので、その取り組みは「ワラント用のネタ材料」などという
目的で取り組まれているものではないのです。

株主の多くの皆さんも、相応の負担はあるものの、意義のある
取り組みであると認識されているものと思います。