●アンジェス(株)：2023/09/12 18:27

「s」氏のコメント。
「57億円の前受金からその金額引いたら大体29億円でしょ
一括にせよ税金を適正に返してもらったら良いのです」と。

８月９日に発表された「2023年12月期第２四半期決算短信」では
64億155万4000円となっていますが、そのうち６億3755万円は提携先から
研究開発費の協力金を受領したことによる増加と報告されているので、
新型ワクチン関連の振込額は57億6400万4000円となっています。

そのうち８月24日に、国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）から
使用実績の監査を受けて、28億1500万円は適正なものであると報告を受領し
、前受金から営業外収益に振り替えているので、残る金額は前受金の中に
29億4900万4000円が残っていることになります。

そこで端数を省略した29億円についてですが、「skg」氏は
「一括にせよ税金を適正に返してもらったら良いのです」とコメントして
いますが、問題はその29億円について、日本医療研究開発機構（AMED）から
返還請求がされているか否かなのです。

もし、日本医療研究開発機構（AMED）から29億円の返還請求が出されている
とすれば、前受金から営業外収益に振り替えた28億1500万に１億円を上乗せ
下だけで、返還ができるのです。

そして、AMEDから返還請求が出されているとすれば、請求金額とその内訳
及び、いつまでに返還するのかの指定日が明示されていると思います。
したがって、最大29億円の返還請求があったとしても、一括返済は可能なの
です。

「s」氏は、AMEDから返還請求があったと推論して話を進めていますが
それは推論であって、確定情報に基づいているものではないのです。
また、仮にAMEDから返還請求が出されていて、アンジェスが指定された
返還日までに返さない場合は、最悪、差し押さえ処分もあり得て、
説明がつかない事態になるのです。

はっきり申し上げますが、アンジェスがそうした事態に立ち至ることは、まづ
あり得ないと思います。
想像力が逞しいことは、否定されるものではないのですが、思いつくままに
アンチの投稿をされるのも如何かと思います。