●アンジェス(株):2023/06/14 16:31
「s」氏の、昨日のコメント。
「2019年から続けてきたコロナ特殊詐欺
いよいよ今週その最終章になるでしょう
厚労省などに嘆願してきましたが、特殊詐欺を罷り通らせず
行政官として性善説であって欲しいものです
詐欺師からは金を返してもらってください」と。
そして、先ほども「s」氏は
「税金返せよ詐欺師めが 必ず返せ」とコメントしています。
そこで、新型コロナワクチン開発に係る補助金や助成金についての意見を
申し上げておきます。
新型コロナワクチン開発に係る「生産体制等緊急整備事業」の
補助金93億8000万円については、厚生労働省に資料にもあるように支給対象
企業としてはタカラバイオ・AGC・カネカ等の生産体制の整備に当てると
なっていて、既に生産体制の整備が一段落していることから、この補助金
支給については返還対象にならないことは確認できると思います。
論議になるのは、アンジェスが日本医療研究開発機構(AMED)から新型コロナ
ワクチンの開発費としてから助成された一次公募の20億円と、金額が明示され
なかった二次公募分の助成金であると思います。
この日本医療研究開発機構(AMED)から支給を受けている助成金については
5月10日に発表された「2023年12月期第一四半期決算短信」の負債の部に
前受金として57億6400万4000円が計上されています。この前受金については
アンジェスがワクチン開発にかかる費用としてとして申請した金額を、当局から
受け取ったものですが、前受金として受領している助成金はについては
日本医療研究開発機構(AMED)から、使用実績の監査を受けて、適正として
認められたものがワクチン開発の助成金収入として確定し、営業外収益として
計上されることになっています。
したがって、使用実績の監査を受けて、仮に一部返納金が生じたとしても、
それは「s」氏が言うように、即、アンジェスが国を騙すコロナ特殊詐欺を
行ってきたものによる返納とは言えないのです。