株価どん底! されどアンジェス応援歌

Yahooのアンジェス(4563)掲示板に投稿を始めたのが2019年。「銘柄に惚れるな」との格言は知っていましたが、振り返ると3年以上も一銘柄に投稿してきたのは不思議な気持ちです。この時期の投稿は、新型コロナワクチン開発への応援メッセージや、掲示板に集う方々との情報交換や交流の記録ですが、資料として保存しておこうと思い、「はてな」のブログに投稿させて戴きました。アンジェスの黒字化の見通しはまだ先のようですが応援をして行きたいと思います。

●アンジェス(株):2021/06/28 04:34

アンジェス(株):2021/06/28 04:34

【YAHOOニュース】抜粋(その1)
コロナ禍で待たれる国産ワクチン 政府の戦略まとまる/VBは実用化に一歩
   Science Portal(6/16:配信)

新型コロナ感染症対策の「頼みの綱」として期待されるワクチン。欧米諸国などから出遅れたが、日本国内でも医療従事者に続いて高齢者への接種が進んでいる。接種は対策の「決め手」になっている。だが、残念ながら接種されるのは米製薬大手ファイザー製と米バイオ企業モデルナ製で、供給の量や時期は「海外頼み」だ。

変異株が次々と登場してコロナ禍は長引いている。いずれ感染は収束しても新たなウイルス感染症パンデミックに見舞われる恐れもある。このため政府は、国産ワクチンの重要性を改めて確認し、ワクチンの迅速な開発や生産に向けた国家戦略をまとめた。米国の先例にならって国の支援を全面的に打ち出している。

日本はワクチン後進国と揶揄(やゆ)されることも多いが、かつてはむしろ先進国だった。日本脳炎や水痘のワクチンでは世界に先駆けて開発した。しかし、あっという間に世界中にまん延した新型コロナウイルスでは素早く対応できなかった。国産ワクチン開発が遅れた理由はいくつかある。

その一つは早くは副反応問題だ。比較的記憶に新しいのは子宮頸(けい)がんワクチンによる副反応問題の例がある。ワクチン接種に対する副反応訴訟で国に賠償を命じる判決を出し、これが確定。このため、製薬企業や厚生労働省はワクチン開発への投資や政策誘導に消極的になっていった。

また、一般医薬品の国内市場は10兆円規模と言われる。これに対し、感染症のワクチン開発は、高い安全性が要求されて大規模治験が必要になる。開発費は巨額になる。需要が不確定なのに巨額投資することに製薬企業が及び腰になるのは経営判断からは当然だった。

欧米、特に米国では早い時期から感染症対策を安全保障の観点から重視し、巨額の予算を投入してきた。元々生命科学の基礎研究の水準は高かった。バイオテロ対策としても遺伝子ワクチン開発につながる技術を蓄積していた。

そうした「基礎力」があったところに、政府主導でベンチャー企業に出資するなど、手厚い資金でベンチャー企業、製薬企業や研究機関の開発を支えてきた。新型コロナ対策としてのワクチン大量生産の立ち上がりは迅速だった。日本との差は決定的だった。