●アンジェス(株):2020/12/05 19:32
【日本経済新聞:夕刊】抜粋
新型コロナの世界感染 再加速
世界の新規感染者は1日で60万人超、死者は1万人!!
新型コロナウイルスの感染の勢いが世界で強まってきた。
1日あたりの新規感染は60万人超と過去最多を更新した。
米国で感謝祭の休日後の感染増が目立ち、死者も増えてきた。気温低下とともに感染が増える傾向が強まっている。
米ジョンズ・ホプキンス大の集計で、世界の新規感染者は3日に初めて60万人を突破した。11月前半は感染ペースが落ち着きつつあったが、下旬以降、再び伸び始めた。累計の感染者は6500万人を超えた。1日あたりの死者も1万人を超え、最多を更新している。
米国の新規感染は18万人に迫り、1カ月でほぼ倍増した。10月は中西部の感染が目立ったが、気温の低下とともに、全米で拡大している。11月26日前後の感謝祭休暇で移動が増えたことも感染拡大の一つの原因、との指摘がある。入院者数も10万人を超えて過去最多となり、一部の地域で医者や病床の不足が深刻化している。
カリフォルニア州サンフランシスコ市は4日、外出規制を導入した。カリフォルニア州が3日決めた基準では集中治療室(ICU)の空室率が15%を下回った区域で規制を始める予定だったが、州内の病院の逼迫を受け、前倒しで対応した。
ブラジルでも新規感染は4万人を超え、過去最多に迫る。
日本は2200人強と最多を更新している。
一方、欧州は感染急増に一服感が出ている。10月の感染急増を受け、都市封鎖などを相次いで実施したことで感染に歯止めがかかった。
ただ、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「クリスマスや新年まで(感染状況に)変化があるとは思えない」と警戒する。
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◆アンジェス連合のワクチン作りは、安全性を優先し、その上で有効性を高める取り組みを行ってきた。これからの課題は、パンデミックに対応するために、厚生労働省が公募した「令和2年度ワクチン生産体制等緊急整備事業」に8月に採択された93憶円の交付金を生かし、タカラバイオが軸となって、大規模生産体制の構築を図ることです。
量産化なくしては、パンデミックに対応できないからです。