●アンジェス(株):2020/02/20 18:36
大阪大学大学院:臨床遺伝子治療研究グループが
コロナウイルスプラスミドDNAワクチンの作製に着手!!
中国からのチャーター機での帰国者やクルーズ船の乗船者を除く国内での新コロナウイルス感染者が東京都内を始め神奈川、和歌山、愛知、北海道などへと全国に広がりつつあります。感染ルートが特定できない感染となっていることから、国内におけるマラソンや各地の伝統のある行事など多くの人が集うイベントの中止や開催が危ぶまれている状況となっています。
また会社などでも自宅ワークに切り変えているところもあり、このままではオリンピックの開催を含めて日本社会に大きな影響を及ぼすことが予測されます。
こうした中、大阪大学大学院の臨床遺伝子治療学研究グループの総括責任者である森下竜一教授がTwitterで新型コロナウイルスDNAワクチンの作成に着手することを発表しました。この掲示板でもその取り組みを希求するコメントが多く寄せられてきましたが、やっと届いた思いがします。
以下、森下教授のTwitterの冒頭部分を既報ではありますが、改めて紹介したいと思います。
<森下教授Twitter>
新型コロナウイルス感染が国内に広がりつつある中、大阪大学の研究グループが「新型コロナウイルスプラスミドDNAワクチン」の作製に着手した。同ワクチンの作製を手掛けているのは、 森下竜一寄附講座教授(大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学)と中神啓徳寄附講座教授(大阪大学大学院医学系研究科健康発達医学)のグループ。森下教授らは、従来より鳥インフルエンザウイルスのパンデミック用に構築された技術(DNAプラスミド法)をベースに、新型コロナウイルスDNAワクチン開発に乗り出した。ワクチン完成は2~3カ月後を目途としている。プラスミドDNAワクチンの製造施設は、既に国内のバイオベンチャーなどが有しており、新型コロナワクチン完成後には実用化に向けて提携するバイオベンチャーを模索し、オールジャパンでの実用化を目指す。