●アンジェス(株):2023/10/11 08:44
エメンド社の社長兼CEOであるデビッド・バラム博士が、大阪国際会議場で開催された29回日本遺伝子細胞治療学会の学術集会で「「OMNITMトリプルプラットフォーム技術 - CRISPRによる遺伝子編集治療の障壁を取り除く」と題した特別講演を行ったのに続いて、10月3日にニューヨークで開催された第7回遺伝子医薬会議で、遺伝子編集に関するパネルディスカッションに参加し、ゲノム編集によるヒトへの治療法の確立にとって障壁となっていた「オフターゲット効果」をどのように回避するかについての報告し、遺伝子治療の将来予測などを語っています。
その、エメンド社が8月7日、アンジェスは広報の「お知らせ」でエメンド社がガリアン財団から2023プリ・ガリアン賞USA賞の最優秀スタートアップ賞に、ノミネートされたことが報告されたので、掲示板でも取り上げられました。
プリ・ガリアン賞は、フランスの薬学者ローランド・メールが先進的かつ卓越した医薬品の研究開発を促すことを目的に1969年に創設したものですが、その名称は古代の医学者ガレノスに由来して命名されたと言われています。
現在のプリ・ガリアン賞は、毎年10カ国以上の国や地域で選定が行われ、今や製薬分野のノーベル賞とまで言われており、画期的な医薬品を開発した人に授与する国名を冠して贈られる賞となっています。
エメンド社がノミネートされた2023プリ・ガリアン賞USA賞の最優秀スタートアップ賞の受賞発表は、2023年10月26日にニューヨークで開催されるプレ・ガリアンUSAフォーラムで発表されますので、エメンド社が受賞するかどうかは、今月中のわかります。どの様な発表になるとしても、プリ・ガリアン賞にノミネートされたことだけでも素晴らしいことと言えますし、もし受賞することになれば、エメンド社の社会的評価が大きく高まることに繋がると思います。