●アンジェス(株):2023/09/01 08:50
8月7日、アンジェスは広報の「お知らせ」でエメンド社がガリアン財団から2023プリ・ガリアン賞USA賞の最優秀スタートアップ賞に、ノミネートされたことを報告しています。
エメンド社のCEOであるデビッド・バラム氏は、「エメンド社が、権威ある最優秀スタートアップ賞にノミネートされたことを大変嬉しく思います。これは、エメンド社が、バイオ医薬の最前線にいることを再認識する良い機会になります。」とコメントしています。
プリ・ガリアン賞は、フランスの薬学者ローランド・メールが先進的かつ卓越した医薬品の研究開発を促すことを目的に1969年に創設したものですが、その名称は古代の医学者ガレノスに由来して命名されたと言われています。
現在のプリ・ガリアン賞は、毎年10カ国以上の国や地域で選定が行われ、今や製薬分野のノーベル賞とまで言われており、画期的な医薬品を開発した人に授与する国名を冠して贈られる賞となっています。
エメンド社がノミネートされた最優秀スタートアップ賞の受賞発表は、2023年10月26日にニューヨークで開催されるプレ・ガリアンUSAフォーラムで発表されますが、エメンド社が受賞するかどうかは、それまで待つことになります。それでもプリ・ガリアン賞にノミネートされたことだけでも素晴らしいことと言えますし、もし受賞することになれば、エメンド社の社会的評価が大きく高まることに繋がると思います。
そのエメンド社の社長兼CEOであるデビッド・バラム博士が、9月11日~13日までの3日間、大阪国際会議場で開催さる第29回日本遺伝子細胞治療学会の学術集会の最終日の13日に特別講演のゲストとして招待され、「OMNITMトリプルプラットフォーム技術 - CRISPRによる遺伝子編集治療の障壁を取り除く」と題した講演を行うことになっています。
https://www.c-linkage.co.jp/jsgct2023/program.html
アンジェスからはまだ、その件についての報告がありませんが、今日から9月入りとなったので、近く報告があるのではないかと思います。