●アンジェス(株)：2021/04/24 20:29

既報のことですが、アンジェスとVasomune社が共同開発する
新型コロナウイルス感染症に対する画期的な治療薬（ファースト・イン・クラス）である AV-001 の第1相臨床試験では、安全性と忍容性が確認されています。

今回実施した第1相試験では、20歳から63歳までの健康成人 48 名を対象に
AV-001 の単回投与および連続回投与それぞれの安全性、忍容性、薬物動態を
評価しています。
本試験では、AV-001 の単回および連続投与において
56μg(マイクログラム)/kg/日までを7日間連続で投与した結果
安全性と忍容性が確認されています。また、重篤な有害事象や臨床的に重要な
臨床検査値の異常、臨床的に重要な心電図の異常は認められなかったし
薬物動態解析結果からも、AV-001の安全域は広いことが確認されています。

アンジェスとVasomune社は、これらのデータを米国食品医薬品局（FDA）に
提出して、次のステップである、重度のCOVID-19 患者での有効性を評価する
前期第2相臨床試験について協議し、治験開始の準備を整えています。
なお、前期第 2 相臨床試験は、米国に加えてカナダの施設も含めて
実施することを検討しています。

COVID-19 治療薬AV-001については、カナダ政府及び米国防総省からの
期待度も高いので、是非とも開発に成功して貰いたいと思います。
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◆なお、何方かが今日の掲示板で、「あくまで個人的な試算とした上で
中等度～重度の治療薬売上は大雑把に年間１００万回分程度で
治療費を１万円とすると１００億円です。
仮に成功した場合その内、バソミューン・アンジェス連合の新薬売上は
せいぜい、その１００分の１の１億円程度ではないでしょうか？
信者にはショックな試算でしょうが、これが現実だと私は思います。」
という内容の投稿をしています。

個人的試算としているので、その真偽は別として
今、新型コロナウイルス感染症に苦しんでいる血管機能障害による
急性呼吸窮迫症候群の治療薬開発を儲かる、儲からないと言った判断から
創薬の意義を語るのは如何と思います。