●アンジェス(株):2023/05/20 11:35
「a」さんから、素早く
「阪大健康発達医学のホームページで、
次世代高血圧治験がつい最近公表されました。
ファンペップの中神先生のもと、臨床が始まるようです。」
と教えて戴き、ありがとうございます。
高血圧DNAワクチンは、もともと大阪大学大学院医学部の
臨床遺伝子治療学の研究グループの一つである健康発達医学の中神先生が
中心となり、研究を進めて来たものであることは知っていました。
ですので、5月10日に発表された「2023年12月期 第1四半期決算短信」で
報告されている開発プロジェクトの中でも、高血圧治療用DNAワクチンの
開発ついては「新型コロナウイルスのDNAワクチンとは異なるプラスミドDNAの
発現に関する改善策などの検討を進めてまいります」とされているので
高血圧DNAワクチンについてはコロナワクチンのように高用量製剤や投与方法
を変えただけで効果を高める方法ではなく、おそらく「ペプチド併用型の
DNAワクチン」になるのではと思っています。
阪大健康発達医学の研究グループにはファンペップの開発研究に係る
専属の研究員メンバーも発表されており、提携関係を強めているのは
承知していますが、高血圧DNAワクチンについてはアンジェスも
以下のような内容で、特許を日本及び米国で特許を取得しています。
<特許取得について>
発明の名称: DNA-ペプチド併用ワクチン
特許番号: 6706821
特許取得日:2020年6月11日
発行: 日本国特許庁
発明の名称: DNA-ペプチド併用ワクチン
特許番号: US10695420
特許取得日:2020年7月2日
発行: 米国特許商標庁
ですので、医薬品開発については製品化された場合の利害関係は大きく
ので、きれいごとを述べるつもりはありませんが、本来ならアンジェスと
大阪大学健康発達医学の研究陣とファンペップが相互に協力をして
待ち望む高血圧の患者さんのために良き治療薬を開発して戴きたいと
思っています。